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現在の乳がん患者数は?

1990年*24,697人
1995年*31,605人
2000年*36,886人
2005年*41,494人
(篠原出版新社「がん統計白書-羅患/死亡/予後《P211より)
このうち約半数が乳房切除者と言われています。
(近年増加の要因として、ライフスタイルの欧米化・動物性脂肪摂取の増加等)




現在の乳がん患者数は?

 欧米では、60歳代にみられることの多い病気ですが、日本では、30歳代から増え始め、40歳代後半で羅患率が最も高くなります。
 閉経前の30歳代、40歳代の女性の割合が高いことが、日本の乳がんの大きな特徴とされています。ただし最近は、50歳以上の女性の羅患率も増加しつつあります。




乳がんは、乳腺にできる悪性腫?

 乳がんは、乳房の中にある乳腺(母乳をつくるところ)にできる悪性腫?です。
 乳がんは、初期のうちは無症状です。
 このため、唯一の手がかりともいえる乳房の変化を放置していると、癌細胞は増殖し、乳腺だけにとどまらず、脇の下のリンパ節や肺、骨など全身に広がり、命を脅かすことになってしまいます。





乳がんになりやすいタイプ

 乳がんの直接的な原因はまだはっきりとした事は分かっていませんが、乳がんと関係すると考えられる主な危険因子は次のようなものがあります。
  *年齢(40歳以上)
  *未婚の人
  *高齢初産の人(出産をしてない人)
  *初潮が早く、閉経が遅い人
  *肥満の人(特に閉経後)
  *血縁者に乳がんになった人がいる
  *良性の乳腺疾患になったことがある




乳がんと女性ホルモン

 乳がんの発生や増殖には「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンが深く関わっています。
 乳がんが増加している背景には、女性の社会進出に伴う晩婚化などで乳腺がエストロゲンにさらされている時間が長くなったことが要因として考えられています。
 また、閉経後は、エストロゲンが脂肪細胞で作られているため、閉経後に肥満している女性では、乳がんのリスクが高くなるとも言われています。




乳がんの病期分類
Tis・0期乳管内にとどまるがん・非浸潤がん(超早期)
T期2p以下のしこりで、リンパ節の転移がないと思われるもの(早期)
U期程度の軽いリンパ節転移があるか、しこりが大きくてもリンパ節転移がないもの(Ua、Ubに分けられる)
V期皮膚などへの浸潤のあるしこりがあるか、著しいリンパ節転移があるもの(Va,Vb.Vcに分けられる)
W期しこりの大きさを問わず、他の臓器に転移がみられるもの

(監修:東北大学教授 大内 憲明の冊子より)



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